Massteryスタートガイド
Massteryとは
商品データの整備を軸に、データ管理やデータ運用などの業務を一元的にできるサービスです。
以下のような課題を解決することができます。
- 複数の仕入先から提供されるデータを、自社のデータフォーマットにエクセル(マクロ)で変換している。
- データ整備の業務にエクセルの関数やマクロを使っているが、仕様を引き継げる人がいない。
- 変換するデータ件数が数万~数十万件あり、ファイルの閲覧やデータ変換に時間がかかっている。
- ECサイトを運用していて、商品に手動でカテゴリを設定することに時間がかかっている。
- 基幹システムや管理ツールの項目を追加・拡張したいが、コストがかかるためできない。(そのためニーズにあった商品情報を提供できない)
Massteryの仕組み
Massteryには、データ整備に必要な機能が備わっています。
- フォーマット
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- 他社フォーマットから自社フォーマットへの項目の組み替え
- 項目の拡張
- 用途別フォーマット出力
- 他社フォーマットから自社フォーマットへの項目の組み替え
- 変換
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- 初期値設定
- 必須項目などの値が必要なものに初期値を割当てます。
- 各種関数による設定
- 置換や特定の文字種の削除など、基本的な関数やマスタを駆使して変換を行います。
- ファイル形式
- 入力データはエクセルデータ、出力データはCSVデータ、というように、提供元や基幹システムの制約に応じた形式の入力・出力が可能です。
- マニュアル編集
- あらかじめ登録している変換条件には当てはまらない稀なケースを個別に編集することができます。
- 比較・抽出
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- 差分の抽出
- Massteryに保存されているデータと新たにアップロードされたデータを比較し、「新規データ」「変更があったデータ」を仕分けます。
更新項目を比較できるよう差分を画面に出力し、情報を把握することができます。 - 確認項目の抽出
- あらかじめMassteryに入力データの検知条件を登録しておくことで、提供データの不備や提供元への確認が必要な項目を自動で抽出することができます。
- カテゴリの自動抽出
- 現行の商品データと所属しているカテゴリ情報をご提供いただくことで、機械学習の技術を用いて教師データ(正解データ)を作成します。
新しく登録するデータがどのカテゴリに所属するか教師データをもとに判別し、自動抽出します。
- 管理
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- 商品データ
- 今まで変換したデータを、Masstery内に蓄積することができます。また、蓄積されたデータから新たにアップロードするデータを仕分けます。
- 出力フォーマット
- 項目の追加や複数フォーマットへの仕分けなど自由度の高い設定が可能です。
- 参照マスタ
- データ変換をする際に参照する仕入先やブランドの一覧などを管理することができます。
- 変換設定
- データの変換や抽出に必要な条件を、一覧から確認・登録・編集することができます。