変換設定の登録と動作

入力や出力データのデータ値を条件に指定して出力データを加工することができます。

表示内容の切り替え

フィルタ

Massteryの実行結果と同様にフィルタ機能から条件を絞り込むことができます。
Massteryの実行結果と同様にフィルタ機能から条件を絞り込むことができます。

全文検索


テキストボックスにフォーカスして入力すると、ヒットした行のみを表示することができます。

変換条件の登録

画面上部の変換設定をクリックし、変換設定画面から変換条件を指定します。 セルをダブルクリックすると編集することができます。

操作

セルの選択

▼アイコンが無いセルは、ダブルクリックで編集することができます。
▼アイコンがあるセルは、ダブルクリックするとプルダウンが表示されます。該当する項目を選択してください。
セルを選択したままドラッグすると、複数行・複数列を跨いで選択することもできます。

コピーとペースト

選択中のセルはコピーとペーストをすることができます。

入力内容を元に戻す

ショートカットキーCtrl + Zでひとつ前にセル内の文字入力・編集した状態に戻すことができます。最大20回前まで文字入力をしていたら戻すことができます

注意

セル内の編集以外の操作(行を追加、削除、入れ替え、フィルタ、全文検索)を行うと戻すカウントが解除され、元に戻すことができなくなります。

行の追加

先頭に行を追加ボタンから必要な数字を横のテキストボックスに入力してクリック、追加したい行の位置から右クリックして、表示されるコンテクストメニューから上に1行追加または下に1行追加を選択してください。

編集内容の決定

「編集内容を保存」ボタンをクリックしてください。

編集内容のキャンセル

「編集内容をキャンセル」ボタンをクリックすると、以下のダイアログが表示されますのでOKをクリックしてください。

変換条件の項目

各項目、内容と指定方法があります。

ルールID

内容
ルールID順に変換が行われます。
下記のような条件を指定している場合には、最終的な出力結果は、ABCとなります。
ルールID 状態 仕入先名 変換対象カラム 変換方法 値またはロジック 条件1_仕入先項目 条件1_演算子 条件1_値
1 有効 自社項目A 商品名 = 123 プロダクト名 =(完全一致) あいう
2 有効 自社項目A 商品名 = ABC プロダクト名 =(完全一致) あいう
※表は横にスクロールすることができます。
指定方法
編集時に表示されるドラッグアイコンをドラッグし希望する位置に移動してください。
活用方法
類似している条件は固まって記載した方が変換の流れが分かりやすくなるのでお勧めします。

状態

内容
指定条件の状態を指定します。
指定値
有効:指定条件の変換が行われます。
無効:指定条件の変換が行われません。
指定方法
未入力の場合は、セルをダブルクリックし、有効・無効を選択してください。
入力済みの場合も、セルをダブルクリックすると選択肢が表示されますので、指定したい方をクリックしてください。
活用方法
対象のルールIDを今回の変換には実行したくない時に無効をお使いください。

仕入先名

内容
仕入先を指定します。
指定値
全て:指定条件を全ての仕入先に適用します。
仕入先マスタ内の仕入先名:指定条件を指定の仕入先名に適用します。
指定方法
未入力の場合は、▼アイコンをクリックして表示されるリストから選択してください。入力する文字に応じて選択肢が絞られますので指定したい候補をクリックしてください。
入力済みの場合は、文字を全て削除すると選択肢が全て表示されますので、指定したい方をクリックしてください。
活用方法
指定条件を特定の仕入先に限定した場合に指定してください。
仕入先の指定値は、1つになりますので、別の仕入先にも同様の条件を指定したい場合は、新たに行を追加して各項目を指定ください。
注意事項
仕入先の追加・削除はマスタの更新が必要です。追加・削除する場合は、対象のマスタをご更新ください。

変換対象カラム

内容
自社フォーマットの項目を指定します。
指定値
項目名:指定条件を項目名に適用します。
指定方法
未入力の場合は、セルをダブルクリックして表示されるリストから選択してください。入力する文字に応じて選択肢が絞られますので指定したい候補をクリックしてください。
入力済みの場合は、文字を全て削除すると選択肢が全て表示されますので、指定したい方をクリックしてください。

変換方法

内容
変換方法を指定します。
指定値
=
「変換対象カラム」で指定した項目に対して右側の各カラムの指定条件にて変換が行われます。
削除
「変換対象カラム」で指定した項目に対して「値または変換ロジック」で指定した内容が削除されます。
変更方法
未入力、入力済み共に、セルをダブルクリックして表示されるリストから選択してください。

値または変換ロジック

内容
変換に伴う内容を指定します。
指定値
文字列・数値
指定する文字列・数値に変換します。
項目名
"商品名"というように項目名をダブルクォーテーションで囲うと指定できます。仕入先フォーマット項目を自社フォーマット項目に寄せる際に使用します。
関数
関数一覧をご確認ください。
指定方法
テキスト入力で指定できます。
活用方法
指定値は、&を使って連結、組み合わせすることができます。
活用例
入力例 出力イメージ
"入り数"&"単位" 5個
"単価"&円 100円
SUBSTITUTE("単価",100,105)&円 105円

条件

「値または変換ロジック」を「変換対象カラム」へ条件を指定した出力する際に、項目・演算子、値の3項目を使って指定します。Aは含んでBは含まないというような条件が複数ある場合は、条件2、条件3・・に指定します。

仕入先項目

内容
仕入先フォーマット、自社フォーマットの項目を指定します。
指定値
項目名 ※ダブルクォーテーションは不要です。
自社フォーマットを指定したい場合に、仕入先フォーマットと同じ名称をお使いでしたら、「自社_」と手前に付けてください。付けないと仕入先フォーマット側を参照してしまいます。
入力方法
テキスト入力で指定できます。

演算子

内容
次に指定する値に対する演算子(条件)を指定します。
指定値
=(完全一致)
次に指定する値が文字列または数値の時に、値を限定的にマッチさせたい場合に使用します。
値に「女性用手袋」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「女性用手袋」が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
=(部分一致)
次に指定する値が文字列または数値の時に、値を部分的にマッチさせたい場合に使用します。
値に「手袋」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「手袋」が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
>
次に指定する値が数値の時に、値よりも大きい数値をマッチさせたい場合に使用します。
値に「0」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「0」よりも大きい数値が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
<
次に指定する値が数値の時に、値よりも小さい数値をマッチさせたい場合に使用します。
値に「0」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「0」よりも小さい数値が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
<=
次に指定する値が数値の時に、値以下の数値をマッチさせたい場合に使用します。
値に「1」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「1」以上の数値が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
>=
次に指定する値が数値の時に、値以上の数値をマッチさせたい場合に使用します。
値に「1」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「1」以上の数値が有る行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
次に指定する値が数値の時に、値以外をマッチさせたい場合に使用します。
値に「手袋」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「手袋」が含まれない行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
を含まない
次に指定する値が文字列の時に、値以外をマッチさせたい場合に使用します。
値に「手袋」を指定した例
  • 仕入先項目を参照し「手袋」が含まれない行を条件に「変換対象カラム」に「値または変換ロジック」を適用します。
変更方法
未入力の場合は、▼アイコンをクリックして表示されるリストから選択してください。入力する文字に応じて選択肢が絞られますので指定したい候補をクリックしてください。
入力済みの場合は、文字を全て削除すると選択肢が全て表示されますので、指定したい方をクリックしてください。

内容
条件値を指定します。
指定値
文字列・数値:仕入先項目、出力項目の値など条件の詳細を指定します。
入力方法
テキスト入力で指定できます。
活用方法
項目に値が無い空白の場合を条件に指定する場合は、値も空白にすることでマッチします。